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カズオ・イシグロ著
2005年イギリス
(ハヤカワepi文庫)

とにかくネタがばれてしまうと
全く読み進む気がしなくなる小説だと思うので、
ひかえます。
語り口がゆっくりじっくりなので、最初俺はちょっと読みにくかった。最後の方は慣れたけど。

まず映画に興味を持ったけど、まだ見てない。
小説を読み終えてから映画の予告を見たら泣きそうになった(笑)。

新しい設定、視点から、
「限られた若い時間」に起きる、
友情や恋愛のもつれ、心情の移り変わりをメインに、
大人や社会への疑いや信じたいこと、
などを描いている。

悲しい話で、胸にグッとくるものがある。

最近巷にあふれる、「若い子が死ぬから泣いてね」
っていう日本のワンパターンなクソ映画やクソドラマと
ある意味同じテーマなのかもしれない。日本のクソを見てないので
なんとも言えない。見てないのにクソって言っちゃいけない。

まあ、そんな俺が「日本のクソと同じじゃんかよ」と
ならなかったから、違うんだろう。

読んでるうちに、この表紙に「なるほど」となった。

ここんとこ読んだ小説の中で、かなり良いモノだった。
イシグロ氏の他の作品も読んでみたいと思う。
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監督:ヴィンチェンゾナタリ
出演:エイドリアンブロディ、サラポリー

キューブ、カンパニーマン、ナッシング、と毎回違う感じで、ひとひねりある映画を撮ってきたヴィンチェンゾナタリの最新作。

けっこう前にネットで予告見て楽しみにしてた。やっと見ることができた。
今回はだいぶ金のかかった、SFスリラー。

クライマックスがいまいちだけど、全体的にはとても良かった。

あらすじ:
新しいイキモノを生み出す研究をする科学者カップル。

新薬の開発のため。

産まれた。

最初かわいく、処分できず成長、危ないイキモノ?と思ったときは手遅れ、という王道パターン。

予告でもそういう映画だということは見せてた。

生き物のデザインがとても好き。
気持ち悪くちょっと卑猥、でもかわいく見えるかも、とも思わせる。
映像表現も今どきのやり方で上手く見せてて、とても優秀だと思う。

途中からは、主人公達の感情や倫理観まで揺るがす存在に。
見てる方も「俺、変態なのかな?」とモヤモヤするエロ描写。
ちょっとインモラルな要素が入ってる所がツボでした。
その辺が、ちゃんとした演出で、演技派の俳優が演じてるので、しらけずに見られる。
B級っぽいとも言えるけど、ギリギリ踏みとどまってる。

そこらのアメリカ映画と違って、銃が一回も出てこないのがイイ。
リロアンドスティッチの監督コンビらしい。見てないなー...

ヒックとドラゴンは評判通り、すばらしかった。

ひたすらすごい。話も面白い。各キャラクターもちゃんと描かれていて魅力的。

・ヒックとドラゴンが仲良くなっていく過程の、ドラゴンの動きときめ細やかな表情

・すべてのシーンの風景がものすごくリアルで、しかもすごくきれい

・効果音の音色とタイミング

・全編とおして画面の色

・ダイナミックなカメラワーク。手持ちカメラっぽい動きも多い。

・父ちゃんのひげとか、着てるベストの「毛」!

・ドラゴンの斬新で多彩で説得力あるデザインとキャラクター

がすごい。

これは2Dでいいから大画面で見てみたい。

子供向けと思ったら大間違い。
グロ描写はエグめな、ゾンビホラーアクションコメディ。

キャラ設定、会話、ストーリー展開にヒネりが効いてて、面白かった。
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